育休の終了を目前にしていてもたってもいられなくなり、息子(0才7ヶ月)と2人で金沢に旅行に行ってきました。新幹線の席や宿の選び方、離乳食についてなどなど気をつけたポイントや大事だなと思ったコツを全部書きました。
- 行き先を金沢にした理由
- おおまかな旅程
- 赤ちゃんがいるときの新幹線の車両と席
- ホテルはビジネスホテルの和室にしました
- 荷物はベビーカーに積み込み&バックパックを背負う
- 自分の夜ごはんは宿でお弁当!
- 離乳食はシリアルを小分けパックに入れて持ち歩き
- お風呂は別で洗う
- 旅行にあたって買ったものリスト
- まとめ:でもやっぱり大人は多い方がいいよ
行き先を金沢にした理由
金沢に用事があったわけではなく、どこかに旅行に行きたいなというのが先でした。
行き先の条件として考えた
- 新幹線で行けて
- ベビーカーでも観光しやすそうなところで
- 美味しいものがあるところ
に合致したのが金沢でした。
実際その通りで、新幹線の駅から観光地の中心までバスですぐですし、観光地を回るにしても頑張れば歩ける距離で、しかもバスがすぐに来るので移動もラク。そして何より海鮮丼が美味しい。
赤ちゃんと2人旅の行き先として金沢はかなりオススメできます。
おおまかな旅程
今回は2泊3日、母親であるわたしと息子(0才7ヶ月)の2人で行きました。移動は基本公共交通機関、息子と荷物はベビーカーです。
大まかな旅程はこんな感じ。通常ガイドブックだと1泊2日で回るくらいの内容をゆとりを持って観光しました。ゆとり、大事。
- 1日目
AM 新幹線(10:24東京→12:52金沢)
PM ホテルチェックイン→21世紀美術館 - 2日目
AM 金沢城→近江町市場
PM ひがし茶屋街→武家屋敷 - 3日目
AM 近江町市場→郵便局→新幹線(11:45金沢→14:20東京)
PM 帰宅
そもそもずっとジーナ式で生活しているので、基本17:00には宿に戻ってました。
17:00離乳食→18:00お風呂→19:00寝かしつけ→自分の夜ご飯→自分お風呂→寝るって感じで2日とも夜はしっかり寝ました。
午前中は朝の離乳食をホテルの部屋で食べさせる関係で出かけても一回戻ったりして本格的に出かけるのは昼ごろでした。
こちらの記事では旅行にあたってのノウハウを書きます。詳しい観光のレポートは別記事でまとめる予定です!
赤ちゃんがいるときの新幹線の車両と席
もうね、いろいろ調べたけどね、これは答えは一つ。絶対ここ。
オムツ替えトイレがある車両の、車椅子席の向かいのブロックの通路側。です。
東京ー金沢間だと新幹線かがやき7号車の11か12番のD席。
実際この席を往復とも予約したのですが、本当によかったです。
すぐオムツ替えられる、デッキにいつでも行ける、車椅子席が空いていればベビーカーを停めさせてもらえる!
帰りは車椅子席に停めたベビーカーで1時間半も寝てくれて本当にラクでした。
逆に行きはグッズグズでめっちゃデッキに行ったのでその点でもよかったです!!!デッキは車両の半分くらいの長さがあるんじゃないかと思うほど大きくて、気兼ねせず長居できました。
※もちろん車椅子の方が優先です。「空いていればベビーカーを停めていい」というのは駅員さんに確認しました。念のため都度駅員さんに確認してください。
ホテルはビジネスホテルの和室にしました
ホテルはこちら。ホテルパシフィック金沢の和室にしました。
考えた条件は、
- 和室(ハイハイするので)
- 部屋まで土足&ベビーカーで行ける
- 観光の中心地。
和室がいいけど旅館の場合は部屋までベビーカーで行かれなくて子供と荷物を担ぐことになるのでNGです。むりむり。ホテルパシフィック金沢はビジネスホテル的なビルのホテルなのに和室が全体で一室だけあり、即決しました。
さらに移動の手間を減らすため、駅前ではなく観光の中心地という点も大切でした。そうすることで気軽にオムツ替えや離乳食やお昼寝で宿に戻れます。
実際、めっちゃ戻りました。朝ごはん食べに行って戻り、市場でお刺身買って冷蔵庫に入れに戻り、離乳食食べさせに戻り・・・みたいな。立地、だいじ。
宿のお姉さんにたくさん「お帰りなさい」を言ってもらいましたw
2泊で18000円くらいでした。(赤ちゃんを別の布団で寝かせるため大人布団を2組用意してもらったので、その分割高になってる値段です)
荷物はベビーカーに積み込み&バックパックを背負う
荷物運搬スタイルはこんな感じ。冬だったのもあって着替えは2日分以下におさえて洗濯せず着回し、万一汚れて着替えが無くなったらコインランドリーに駆け込む作戦で荷物を減らしました。
リュックは2つ、片方はいつものマザーズバッグ。もう片方はお泊まり道具を詰め込み、基本は宿に置いておく想定のバックパック。そうすることで宿に荷物を預けるときに迷いなくバックパックだけ預けていけます。
それと、貴重品はコンパクトにして小さなポシェットに入れていくのがオススメ。赤ちゃんを抱っこしてちょっと出歩くみたいな際にそれだけ持っていけば安心なので。
各荷物の中身です。ちなみに時期は2月上旬、雪が全く降らない暖冬でした。
自分が背負うバックパック32L(基本宿に置いておく)
- 自分と子供の着替え(1.5日分くらい)
- スタイx8
- オムツx12
- 子供のお世話セット(保湿剤など)
- メイク、シャンプー類
いつものマザーズリュック(観光などで持ち歩く)
- オムツポーチ
- ミルクグッズ(水筒、哺乳瓶)
- 着替え1セット
- おもちゃ
- 離乳食1回分
- モバイルバッテリー
- 母子手帳
- ガイドブック
そのほか
- 貴重品ポシェット(常に身につける)
- 離乳食関連を入れたトートバッグ(離乳食の詳細は後述)
- おくるみ1枚(日除け、敷物として)
- エルゴ
- ベビーカーブランケット
- フリース毛布(大人用だと窒息の危険があるためホテルで使う)
バックパックと貴重品ポシェットだけ背負い、あとは全てベビーカーに積みました。頑張れベビーカー。かご容量が25Lあって良かったです。
なお、これで持ち運べる荷物はいっぱいいっぱいなので、お土産など帰りに増えた荷物は自宅に郵送しました。ついでに洗濯物も。
自分の夜ごはんは宿でお弁当!
赤ちゃんが一緒だとお昼ごはんはまだしも夜ごはんの外食はしづらいですよね。特にわたしはジーナ式で育てているので、17時から夕方の離乳食、18時にお風呂、19時に就寝になってしまい、外に出ることができません。
なので、自分の夜ご飯は宿でお弁当を食べました。
1日目は金沢駅の駅ナカで駅弁的なものを、2日目は街中のデパ地下と近江市場でお刺身を、あらかじめ昼間に購入しておき、息子を寝かしつけてからゆっくり食べました。
もちろんノンアルビールも部屋の冷蔵庫で冷やしておきました!
外に出るとなると赤ちゃんがぐずってしまう心配がありますが、これなら大丈夫。むしろ駅弁などご当地もののテイクアウトをゲットするととっても楽しいです。
離乳食はシリアルを小分けパックに入れて持ち歩き
そもそもドライな食べ物が基本の離乳食なので、持ち歩きに向いています。詳しい離乳食の内容についてはこちらの記事を参照ください。
旅行時は7ヶ月で、普通のおかゆや魚なども食べられましたが、旅行には上記記事で紹介しているライスシリアル、オートミールシリアル、野菜フレーク、きな粉を食事の回数分に組み合わせて小分けパックに入れたものと和光堂のフリーズドライを持っていきました。
朝晩の2回食でした。
ミルク用小分けパックはこちらを使いました。(※ミルク用小分けパックはミルク用であり、ミルク以外のものを入れるのは推奨されていません。)(なので普通のジップロックでも良いのですが、ミルク用の方が下がペリペリ切り取れて、引っかかることなくザーッと出せるので便利です)
食べる時はこれをプラコップに出して溶かしたミルクと混ぜるだけ。この頃すでに日中はミルクに移行していたので、離乳食後に飲ませる分といっぺんに作っていました。
また、スタイは百均のビニール製使い捨てを使用。ビニールなので染みることなく、ある程度丈夫でオススメです!キャンドウ!
BFはそこそこかさばるし重たいし、あまり食べ慣れてなかったのでこの方法を取りました。
お風呂は別で洗う
いつも家でもワンオペお風呂なので大きな問題はないのですが、ホテルの場合はわたしが洗っている間に待たせておく場所がないので、一緒に入りますが息子だけ洗って出て寝かしつけて、自分はその後ひっそりと入り直しました。
起きないように祈りながら・・・!!!
なんとか二日間とも起きずに寝ていてくれました。良かった。疲れていたのかな。
旅行にあたって買ったものリスト
今まで紹介していないもので、この旅行に向けて購入したものを列挙しておきます!
スティックミルク!だいじ。
和光堂 レーベンスミルク はいはいスティックパック 13g×10本 粉ミルク [0ヶ月から1歳頃] ベビーミルク 個包装 DHA・アラキドン酸配合
- 発売日: 2016/10/11
- メディア: 食品&飲料
エコバッグ!お土産買ったときや上着などをこれに入れてベビーカーに下げる用!
万が一の鼻水に備えて!(でも使わずにすんだ!)
新しいおもちゃ!(でも全然ヒットしなかったww新しいと食いつきいいかな?と思って見せずに出発したけど、念のためヒット度を確認した方が良かったかもww)
ツーショの写真を撮るために!これは本当にあって良かった〜!普段自撮りしない派なんですが、今回ばかりは・・・!と思いまして。大きくなったら「赤ちゃんのとき2人で金沢に行ったんだよ〜」って息子に自慢するんだ〜!!
まとめ:でもやっぱり大人は多い方がいいよ
長くなりましたが以上です!こんな感じでいろいろ考えてやった結果、大きな問題はなく、楽しく旅行に行くことができました。息子がどう思ったかはわかりませんが、わたしにとっては大変良い思い出です。
ですが、決して「赤ちゃんと二人旅、いいよ!」ってオススメしようとは思いません。
途中でわたしが病気になったら、とか、足をくじいたら、とか、赤ちゃんに何かあったら、といろいろなリスクに対応できませんし、2人だったら気づくことも1人でいっぱいいっぱいになっていたら見逃してしまうかもしれませんし・・・。
あと、大荷物を1人で運搬しなくていいし!!!
一方で、いろいろな事情で二人旅になってしまう方に向けて、参考になったらいいなと思って記事を書きました。やればできるっちゃできる。
ではでは。