家選びで職場との近さを優先しすぎているため、保活は超激戦区(東京23区内)。それはわかっていたので、妊娠中から積極的に下調べや見学、選定などを行う「保活戦士」でした。いつごろ何をしたか、結局どうなったかを書いていきたいと思います。
前提:6月生まれ→0歳4月入園狙いでした
激戦区では0歳4月入園を狙うのが基本の戦法ですよね。これは基本的にどの地区でも同じで、理由は4月の0才クラスが一番募集人数が多いからです。
ざっくりですが、1才の募集人数は0才の半分くらいの場合が多い。
私の場合は仕事を一年以上休むことは考えてなかったので、絶対0才4月、と妊娠前から決めていました。
※入園できる月齢は自治体や園によって異なり、生まれ月によっては0才4月入園ができない場合があるので確認が必要です。また、入れたとしても生後半年以下だといろいろ心配もあるので、迷うところですね。
妊娠から産休まで/10~5月【保育園リストアップ】
さて、いよいよ妊娠が安定期に入り、予定日が決まり・・・という頃。
この時期のあいだに通える範囲の保育園をリストアップしました。
こういうのはgoogleのスプレッドシートが早いです。夫にも共有しました。
認可と認可外は分けてリストにすると良かったです。
住所、志望度、大体の場所、認可種別、徒歩分数、園庭有無、0才クラス募集人数、見学予定をまとめていました。
産休までにやったのはこのくらい。ぶっちゃけ仕事だけでいっぱいいっぱいでした。つらいよね、仕事しながらの妊婦・・・。無理するのはやめよう。
産休入ったらすぐ/5月【役所に行って担当者を質問責めにする】
ついに待ちに待った産休!!やったー!
しかしのんびりする暇はない・・・。つら・・・。
まず役所に行き、保育園の募集要項をもらい、わからない点などを質問責めにしました。
役所で聞いたことリスト
事前に聞きたいことを紙にまとめて窓口に突撃しました。聞いた内容はこんな感じ。
- 申し込み時期、復帰期限
- 点数が同点だった場合のジャッジ方法(これ、自治体によって結構違うっぽい)
- 希望保育園の倍率(全保育園の倍率が書かれた紙をもらえました)
- 開発計画(大規模マンションが建設されるとその付近の倍率が爆上がりすると聞いたので、そういうことはありそうか?というのを聞きました)
- 入園年度の新設園の情報(この時点では公開されておらず、公開時期を教えてもらいました)
- 認可外に通う場合の助成金について(年度によって変わる場合があるので、新しい情報を手に入れると良いです)
- 認可の公立と私立の違い(ほぼないとのこと)
- 2〜3才までの小規模園のその後の扱い(普通園に転園する場合の優遇など)
- どういう仕組みで点数によって内定者を決めるのか(倍率が高いところの園の希望度を下げた方が確率が上がるのかどうか)※後述
- 認可の見学方法
- 幼稚園のこども園について(保育課じゃないのでどっか別のとこで聞いてって言われて聞きに行った)
- 4月以前に申し込む場合の時期(もしその方が内定可能性が高いならそうしようかなと思ったけど可能性低そうだったのでやめた)
- 認可から認可の転園の可能性
- 保育料
「倍率が高いところの園の希望度を下げた方が確率が上がるのかどうか」は必ず聞いて!
これすごいわかりにくいです。多分自治体によって違う。うちの自治体では、これの答えは「関係ない」でした。
なんとなく倍率が高い園を避けた方が内定しやすくなりそうと思いませんか?
例えば、めちゃくちゃ人気のA園と、倍率の低いB園。第一希望をAにするかBにするかで内定可能性が違うような気がしません?
でも、うちの自治体では、もちろんAに内定する可能性は低いのですが、だからといってAの希望順を下げたり、または希望から外したりする意味はないというのが答えでした。
なぜかというと、うちの自治体の場合は親の点数の高い順位順に、第一希望から最下位希望までの園の中で上から順に定員に空きがある所に内定するから。
ラーメン屋の行列を想像するとわかりやすいです。親は点数順に行列していて、自分の番がきた時にどのメニューを選ぶかは自由。でも、人気の醤油ラーメン(A園)がもし売り切れだったら、次に選んだ塩ラーメン(B園)になっちゃう、ということです。
でももしかしたら醤油が売り切れてない可能性もあるので、一応希望は出した方がいいよね、ということです。
希望園は10園書けたので、もし希望園が10以上あった場合は倍率が高い園を外す意味がありますが、そうでなければ全部書いた方が有利ということになります。
でも他の自治体では違うかも。
なので、ここはしっかり担当者に聞いてください!書類を読み込むより聞いた方が早い!!!
産休中/5~6月【ひたすら見学に行く】
役所に行ったら、次は園の見学です。
ここで大事なのは、優先すべきは認可外ということ!
なぜかというと、認可外はまれに「先着順」のところがあるからです。
こっわ。
なので、まずはリストアップしておいた認可外に行き、それが行きおわったら認可に行きました。
わたしは結果的にかなり予定日超過したので時間はあったのですが、流石に予定日の週などは予約を取りづらいので、いくつかの園は産後に回しました。
まあ終わらなくても、産まれてから行けばいいので大丈夫。無理は禁物です。
産後/9~11月【見学を完了させ、申し込み】
6月に出産し、2~3ヶ月は育児に追われ保活どころじゃなかったです。そりゃそうだ。
やっと落ち着いてきた9月頃から保活を再開し、産後じゃないと受け付けないと言われていた園や、一度リストから外してしまっていた園など残っていた園に見学に行きました。
いやーでもね、抱っこ紐での保育園見学は普通につらい・・・。できるだけ妊娠中に見学しておいたのは本当に良かったと思いました。
家族に預かってくれる人がいればいいですけどね!いないんでね!
あと認可外で「産前は受け付けてないです。産後に電話して」って言われたところ改めて電話したら「もう終わりました」って言われた園がありました。かなり凹みましたが仕方がないですね・・・。激戦区こっわ。
そして、申し込み。
まず認可外は、申し込めるところはとにかく申し込みました。でも「認可の結果が出てから連絡ください」のところが多かったです。そういうところはメモしておいて、認可が落選だったら発表日の当日に連絡できるように準備しておきました。
認可外は園によって認可発表の前後のどちらで申し込みを受け付けるかの違いはありましたが、結局は認可発表後に再度申し込み意思の確認、面接や選考、結果の連絡という手順が一般的でした。なので、認可外は希望順を決めておきつつもできるだけ多くの園に申し込みをすることで待機児童になる可能性を減らすことができます。
第一希望のところに落選してから別のところに申し込むのでは遅くなってしまいますので注意です。
かつ、落選後は早く連絡するに越したことはない・・・というか、早く連絡しないと「連絡が多すぎるので締め切りました」となってしまう可能性が少なからずあるので、とにかく認可発表の当日に必ず当落を確認し、落選なら電話する!!という気合を胸に発表を待ちました。
認可は、見学と家族会議の結果をふまえて希望順位を決め、区役所に提出。うちの自治体は対面提出のみで、窓口で書類を確認してもらっての申し込みになるので、期日が近くなると混み合うと聞きました。なので、期限より数週間早めに提出しに行きました。
結果発表/年明け【認可に内定】
結果、認可の第3希望の保育園に内定しました。ほんと、良かった・・・。うぅ。
発表日の午前中に書類が届きました。
こればかりは運次第。それと自治体が待機児童対策をしっかりしてくれていて年々改善しているおかげです。ありがとうございます!!
この時点で申し込んでいた認証には電話をして辞退の旨をお伝えしました。
まとめ:認可外でしっかり”滑り止め”の策を練っておくことが大事
保活を終えてみて思うこと。それは、認可はとにかく運次第なので、それはそれとしてしっかり希望園を検討して申し込むのですが、逆に言うとそれ以上はやれることはありません。同じ地区に同年齢の子供が今年に限って奇跡的に少ないことを祈るだけです笑
その分、高校や大学受験でよくやるように”滑り止め”として認可外の保育園をしっかりリサーチして見学して申し込んでおく(もしくは申し込みの準備をしておく)ことが大事かなと。
”滑り止めの滑り止め”も、滑り止めのx3、x4も。
「認可に落選した場合」のシミュレーションをし、認可に落選してもどこかしらの保育園に通うことができる状態を目指す。
やってみるまでわかってませんでしたが、保活=認可の保育園に内定すること、じゃないんですよね。認可か認可外かどこかしらの信頼できる&通える保育園に内定すること、なんですよね。
いやー大変でした。結果が良かったので良かったですが、ほんとただただ運が良かっただけです。早く希望者全員が入園できる世の中になりますように。
以上、保活レポでした。