ワーママkikineの全力頑張らない宣言

狭小賃貸で家事も育児(2019年生まれ)も頑張らないようにあれこれ考えるブログ

1才2ヶ月でジーナ式をすっぱり諦めてラクになった話

寝かしつけや生活リズムについての有名な指南書「ジーナ式」を生後2ヶ月からやっていましたが、なかなか定着せず、1才過ぎでリタイアすることにしました。その模様について書いていきます!

産前から「ジーナ式めっちゃいいじゃん〜」と思っていました

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出産前からジーナ式の本を読んでいて、大人が作るペースで赤ちゃんもストレスが少なく過ごせるならなんていいだろうと、ぜひやってみようと決意

産後すぐは母が家にサポートに来てくれていたのと自分自身いっぱいいっぱいだったため、少々余裕が出てきた生後2ヶ月くらいからスタートしました。

ジーナ式の本はこちらです。

要点は「生活リズム」と「セルフねんね」

詳しいジーナ式のやり方などについては色々なブログがありますし、本格的に知りたい場合は本を読んでいただくとして、最低限まとめると「生活リズムを整える」「セルフねんねを習得する」の二つが主にジーナ式が目指すところです。

生活リズムという面では授乳とお昼寝の時間割の目安が月齢ごとに記載されていて、できるだけその通りに生活することで赤ちゃんも機嫌の良い時間が増え、夜も寝付きやすく、夜泣きも減り・・・と本には書いてあります。はい、本にはそう書いてあります。(2回言った理由がお分かりでしょうか)

また、それに伴って、赤ちゃんをベビーベッドなどで一人で寝付けるように慣らしていくよう書いてあります。ジーナ式界隈ではこれを「セルフねんね」と呼んでいますね。

自分自身がかなり寝付きがいい人間のため、寝かしつけのため添い寝をしてしまうと100%寝落ちする自信があったので、このセルフねんね習得にかける期待が大きかったです。

しかし・・・

何ヶ月やってもセルフねんねができない・・・

生後2ヶ月からスタートし、生活リズムを整えるところまでは割とできたのですが、どうやってもセルフねんねができるようになりませんでした。

ジーナ式の本の通り、生活リズムを整え、寝る前の儀式を行い、ベッドに置き、泣いてても5~10分様子を見て・・・などなどしていて、なんとか一時的に数週間セルフねんねができるようになった時期もあったのですがちょっとしたことで元に戻ってしまうの連続で、結局は見守りやトントンや手を握って寝かせる日々でした。

全体で途切れ途切れで4週間くらいセルフねんねできる期間があったか、なかったか・・・。

しかし1才が近づくにつれて理解力も上がって親が部屋を出ようとするだけでギャン泣きするようになり、また、泣き疲れて寝落ちするということもなくなり、困難を極めていきました。 

1才2ヶ月でジーナ式=セルフねんねをすっぱり諦めました

 

きっかけは、前項のような見守りやトントンや手を握るなどではどうにもならないほど寝付きが悪くなってしまったことでした。

1才2ヶ月頃です。

暗くした寝室に連れて行こうとするだけでギャン泣きするようになり、脱出したがり、セルフねんねどころかどうやっても寝なくなってしまいました。

ああ、もう、無理だ〜〜〜

私の中で何かが吹っ切れ、突如、ジーナ式の内容が頭の中から吹っ飛んで消えてなくなりました笑

寝てくれりゃあなんでもいいや

と、それ以降は思っています。

そのころは本当に寝室に入ってくれなかったので、エルゴでおんぶをして家の外を20〜30分ほど散歩して寝かしつけていました。それが一番寝た。眠くないというわけではなく、何らかの理由で布団に横になるのが嫌だったようです。

その後は1ヶ月ほど経っていつの間にか暗い部屋を嫌がらなくなり、添い寝で寝るようになりました。ちょうどその頃使っていたお布団サークルも身長と身体能力により脱出できるようになってしまったため普通の布団にチェンジ。そのため物理的に泣いていても放置、ができなくなったのもジーナ式を諦めた理由の一つです。

それ以来、今一才半ですが、メインの寝かしつけは添い寝です。

めちゃくちゃ肩の荷が降りてスッキリした

案の定、添い寝をすると最初は自分も寝落ちしてしまっていたのですが、ワイヤレスイヤホンでラジオなどを聞くようにしはじめてから寝落ちしなくなりました。

寝かしつけの間の時間も楽しめるし一石二鳥。

「セルフねんねできない」「なんでできないんだろう」「どうやったらできるようになるんだろう」ともんもんとすることもなくなり、気持ちもラクになりました。

(寝ないときは寝ないので、1~2時間遊ばせてからまた添い寝とかもしてます)

別に1才過ぎたからセルフねんねの練習ができないというわけではなく、練習次第で一人で寝れることを覚える可能性もあるとは思うのですが、できるかできないかわかんないものに頑張る気力もないのでしばらくこのままでいいかなと思っています。

3才とかになって、「一人でねんねしてみよう」「3分だけ用事を済ませてくるからお布団で待っててね」とかが通じるようになったらもう一度チャレンジしてみようかなあ。どうかなあ。

赤ちゃんは人それぞれ、ジーナ式できるできないも人それぞれ

ジーナ式の本は割と強めの口調で「できない赤ちゃんはいません」「誰でもできます」みたいに書いてあるのでなかなか諦めがつきませんでした。

でも、冷静に考えたら人それぞれですし、海外の赤ちゃんと日本の赤ちゃんでは文化もDNAも違うので事情は違って当たり前ですよね。

赤ちゃんにも寝付くのが得意な子もいれば苦手な子もいるはずですし、セルフねんねが好きな子も、添い寝が好きな子も、全部人それぞれですよね。

今ならわかる。

一人目の子で頭でっかちになっていた私はそれに気づくのに一年かかってしまいました。

とはいえ生活リズムの参考としてはめっちゃ良かった

わたし的には「セルフねんね」を目指していたので最終的には残念な気持ちもありますが、はじめての赤ちゃんを育てるにあたって、ジーナ式の生活リズムは大変参考になりました。

セルフねんねを目指さず、生活リズムだけを参考にするというジーナ式との付き合い方も良いと思います。

月齢ごとに寝る時間、起きる時間、食事・授乳の時間などの目安が書いてあるので、昼間に寝かせ過ぎて夜寝ないとかはあまりなかったですし、1日のスケジュールがだいたい予想がつくというのがわたしの性格的に精神衛生上よかったです。

また、一年くらい育休をとっていたのでそういうスケジュールがなかったらグダグダになって自分も生活リズムが乱れていたと思います。

そういう意味ではジーナ式を参考にしたことはすごく良かったと思っています。

(とはいえ、うちの場合は夜泣きが減るとかもありませんでした。いくら日中スケジュール通りでも普通に夜泣きしてました。ジーナ先生これはどういうことですか?笑)

今、ジーナ式がうまくいかなくて悩んでいる方へ

もし、悩まれている方がこれを読んでいらっしゃったら・・・。

一度すっぱり諦めてみるのも、いいと思います!!もしまたやりたくなったら、再スタートすれば良いのですから!!

これは、あの頃の思い詰めがちだった自分にこそ言いたいです。もう少し早く諦めてもよかったかなと笑

ではでは。